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COLUMN

『神羅創星』で登場した、新たな戦略に注目!

2019.10.22

最新セット『神羅創星』の発売から2週間。みなさまは、もうゲットされましたでしょうか?

アニメ新シリーズ『新右衛門編』のキャラクターが使う4クランが収録された今回のブースター。

大会環境で、さっそく頭角をあらわし始めています!

 

10月20日に行われたWGP2019大阪会場でも、新たなデッキが活躍!

優勝チームには《ぬばたま》と《ノヴァグラップラー》が採用されるなど、しっかり結果も残しています。

《ジェネシス》《エンジェルフェザー》も決勝トーナメントに進出しており、どのクランも、強力なデッキの可能性を感じさせるブースターですね。

今回は『神羅創星』に収録されたクランと、注目のカードをチェックしていきましょう。

 

 

■新田新右衛門の《ジェネシス》

主人公・新右衛門が使用する《ジェネシス》は、前回のコラムでもご紹介した【星域】戦略が大きな特徴のデッキです。

トライアルデッキ『新田新右衛門』を強化するカードが多数収録されており、特にVRの「震天竜 アストライオス・ドラゴン」は「煌天神 ウラヌス」に続く〈星詠〉のユニット。

【星域】を創り出す2種目のグレード3なので、両方デッキに入れれば【星域】を安定して狙えるようになるはずです。

 

  • 《ジェネシス》の注目カード

「震天竜 アストライオス・ドラゴン」

グレード 3・パワー 13000・クリティカル 1・シールドなし

ツインドライブ・フォース

【永】【(V)】:あなたの(V)のフォース・マーカーが5つ以上なら、あなたの中央後列は星域になる。(星域には星神のみ存在できる)

【起】【(V)】【ターン1回】:【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、イマジナリーギフト・フォースを1つ得て、そのマーカーを(V)に置く。

【起】【(V)】【ターン1回】:あなたの星域にユニットがいるなら、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、1枚引く。

 

【フォースⅠ】を追加してヴァンガードのパワーを上げる、アニメで新右衛門が得意としている戦略がオススメ。完全ガード以外では止められないアタックを狙いましょう!

「絶界巨神 ヴァルケリオン」が【星域】に立てば、低コストでカードを引くこともできます。攻撃も補助もこなせる、バランスのいいグレード3です。

 

 

■マーク・ホワイティングの《ぬばたま》

《ぬばたま》は、新たに「妖魔変幻・トークン」を使ったトリッキーな戦略を得ました。

アタックやブーストができない代わりに、後列からインターセプトが可能な防御特化の「妖魔変幻・トークン」。

ガードに使うだけではなく、能力のコストに充てることもできます。

また「妖魔忍竜 ザンゲツ」の能力でブーストが可能になり、攻撃に転じることができるのも面白いポイントです。

 

  • 《ぬばたま》注目カード

「妖魔忍竜 ザンゲツ」

グレード2・パワー 9000・クリティカル1・シールド5000

インターセプト

【起】【(V)/(R)】:【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、妖魔変幻・トークンを1枚(R)にコールし、そのターン中、あなたのトークンすべては『ブースト』を得て、パワー+5000。(妖魔変幻はグレード0/シールド5000でインターセプトを持つ)

【自】【(R)】:アタックされた時、そのアタック先をあなたの(R)のトークン1枚に変更してよい。そうしたら、このユニットを手札に戻す。

 

トークンをコールして強化する、デッキのキーカードです。

能力には【ターン1回】がないため、コストがあれば繰り返しトークンを増やせるのも強力なポイントですね。

コールしたトークンを「妖魔忍竜・暁 ハンゾウ」などのコストにするのも良いでしょう。

 

 

■橘タツヤの《エンジェルフェザー》

《エンジェルフェザー》と言えば、防御や回復が得意な持久戦クラン。

今回、相手のリアガードをダメージゾーンに送る「除去」が追加されたことで、相手の攻撃力を削ぐことができるようになりました!

攻撃力が高くなるユニットも追加され、攻防ともにパワーアップしたと言えるでしょう。

 

  • 《エンジェルフェザー》注目カード

「フリージング・グランター」

グレード2・パワー9000・クリティカル1・シールド5000

インターセプト

【自】【(V)/(R)】:手札から登場した時、【コスト】[【ソウルブラスト】(1)]することで、相手のリアガードを1枚選び、ダメージゾーンに置き、相手は自分のダメージゾーンから1枚選び、回復する。

【自】【(R)】:アタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1)]することで、相手の表のダメージゾーン1枚につき、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。

 

登場時の除去能力を持った、グレード2のユニットです。

《エンフェ》の除去は、相手に疑似的なカウンターチャージを与える代わりに、コストが低く設定されています。

逆に言えば、相手がカウンターブラストを使っていない序盤であれば「ただコストが軽いだけの除去」になるのです。

デメリットを緩和できるように使えば、非常に強力な1枚ですね。

 

 

■新導ライブの《ノヴァグラップラー》

大会環境における『神羅創星』の一番人気クランが《ノヴァグラップラー》です!

フロントトリガーに関する能力が満載で、VRの「闘拳竜 ゴッドハンド・ドラゴン」を筆頭に、トリガーで一気に攻め立てる戦略のデッキが強力です。

パワーをさらに追加する「フュージング・ストライカー」や「光星戦士 シルバーフィスト」を展開できれば、前トリガーを1枚めくっただけで30000以上の強化も可能!

圧倒的なパワーで、相手のガードを突破しましょう!

 

  • 《ノヴァグラップラー》注目カード

「闘拳竜 ゴッドハンド・ドラゴン」

グレード3・パワー12000・クリティカル1・シールドなし

ツインドライブ・アクセル

【永】【(V)】:あなたのドライブチェックで出る【前】トリガー効果のパワー増加を+10000する。

【自】【(V)】:アタックした時、【コスト】[【カウンターブラスト】(1),手札を1枚捨てる]ことで、そのバトル中、このユニットのドライブ+1し、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、さらにクリティカル+1。

 

フロントトリガーのパワー上昇を、さらに+10000!

自身の能力でドライブチェックの数を増やせるため、トリガー率も上げることができます。

【アクセル】サークルを増やしてフロントトリガーをゲットできれば、攻撃力が大幅上昇です!

2枚以上トリガーをゲットできれば宇宙!相手は、ガードする気も起きなくなるでしょう。

 

 

■大会環境を変える、新たなデッキが登場?

冒頭にも書きましたが、アニメ新シリーズでは「新たなデッキ」が使われています。

今後も新デッキが登場し、大会環境に現れるのではないでしょうか?

アニメでの活躍、そして秋・冬の大型大会『WGP2019』での活躍を楽しみにしたいですね!

 

それではまた次回、11月の『The Mysterious Fortune』のコラムでお会いしましょう!

(ライター・神田一)